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ファジェス(バレンシア語:, )またはファジャス()は、スペイン・バレンシア州・バレンシアにおいて、守護聖人サン・ジョゼップ(スペイン語ではサン・ホセ)の祝日3月19日を祝うために3月15日から19日(5日間)に開催される伝統ある祝祭である。 日本ではバレンシアの火祭り、サン・ホセの火祭りなどと紹介される。セビリアの春祭り(4月)、パンプローナのサン・フェルミン祭(7月)とともに、スペインの3大祭りのひとつとされている。 == 名称と語源 == バレンシア語ではファジェス、カスティーリャ語ではファジャスと呼ばれる。 語源は松明を表す古典ラテン語の"fax"に縮小辞のついた形"facla"が、俗ラテン語では"facula"となり、中世語で"falla"となった。 中世バレンシア語では、"falla"は見張り塔の高い位置に配置された松明を表すようになった〔En la época en que se cita el término, la diferenciación dialectal no es tan patente para hablar de dialectos separados. Comprobar texto: Manuscrito del "Llibre dels feits del rey en Jaume" 〕。 『リブラ・ダルス・フェッツ』(Llibre dels Fets ジャウマ1世偉業録)の中でジャウマ1世の軍隊が天幕(陣営)への道と入口を照らすために松明を掲げたことが言及されている。また、祭りを明るくするためにも使われた。そして特別な守護聖人の祝祭日の夕暮れに点火するかがり火に対して使われるようになったとされる。 ファジェス(ファジャ)という単語は祭りそのものを指すが、祭りの期間中にバレンシア市内に設置される張り子の人形のことも指す。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「火祭り (バレンシア)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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